日本郷土相撲甚句保存会会員
両毛太田相撲甚句会(りょうもうおおた すもうじんくかい)
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相撲甚句教室開設のご案内 |
平成22年4月、縁あって太田の地に相撲甚句教室を開設いたしました。平成22年6月1日現在、3名様
のご参加をいただいております。男性、女性問わず、何かやりたいと思っている方、ぜひ、この機会に
日本の伝統的な唄文化を体験してみませんか。館林市、邑楽町、桐生市、大泉町、栃木県足利市、
佐野市近隣の方、ほか多くの皆様のご参加をお持ち申し上げます。
荒 昌二郎
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相撲甚句とは
相撲甚句は江戸時代の享保のころから唄われ、力士の口から耳へとうたい継がれれてきました。
現在では、地方巡業や花相撲などで、聞くことができます。相撲甚句には大きく分けて「まくら唄」
「本唄」「はやし」とあり、まくら唄には「前歌」と「後唄(あとうた)」があります。
この「まくら唄」→「本唄」→「はやし」→「本唄」・・・という一連の流れがあるのが「相撲甚句」です。
一般的に相撲甚句と聞きますと、これらのうち本唄の部分が相撲甚句と思われがちでございます。
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日本の国技「大相撲」と共に現在に伝わる唄文化「相撲甚句」(すもうじんく)をうたって
みませんか。
そろたヤ そろいましたア
すもうとり衆がア
稲のヤ 出穂より
なおよく そろたア
とうたい始まり、笑いあり、人生訓あり、相撲の解説ありの相撲甚句は、江戸の昔から
国技大相撲の歴史と共に、けいこに励む力士の心をいやし、巡業先でのひいきすじで
との交流に花をそえ、土俵の花相撲に色をそえる唄文化としてうたいつがれてきたもの
です。
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